「今まで国産車に乗っていたけど、輸入車に乗りかえたい!」
「輸入車の中ではフォルクスワーゲンが結構安いけど、維持費が気になる…」
「やっぱり輸入車の維持費は高いの?」
これから輸入車を買おうと思っている方、車の価格は値段を見ればわかりますが、気になるのは「維持費」ですよね。
一体なんの維持費が高いのか?フォルクスワーゲンと比べて他の輸入車はどうなのか?
今回はそのようなフォルクスワーゲン車の維持費についてまとめてみました!
フォルクスワーゲン車の維持費が高い3つの理由
いきなり結論から言ってしまうと、国産車と比べるとフォルクスワーゲン車の維持費はどうしても高くなってしまいます!
その理由を3つにまとめてみました。
①輸入車なので部品代に輸送費がかかっている
まずはここが国産と比べて値段が高い理由でしょう。ドイツの車なので、そこから船で日本まで運んでくるわけです。
車体価格はもちろんですが、今回フォーカスを当てている「維持費」に関しても、部品代という点で影響してきます。
国内で互換性のあるものであればいいのですが、基本的には海外から輸送してくるので、その分輸送費が上乗せされてしまいます。
②高級志向でないVWだけど、伝統とブランド力はある
フォルクスワーゲンは、同じドイツ車のベンツ・BMW・アウディと比べると「高級ブランド」ではありません。
元々「ドイツ国民がみんな車を所有できるように」という願いから誕生した会社ですし、今もその志向は変わっていないでしょう。
しかし、VWの安全性へのこだわり、ボディ剛性、走行性能は高いものがありますし、創業も1937年と伝統ある自動車メーカーです。
また、高級自動車メーカーのアウディ、ポルシェ、ランボルギーニ、ベントレー、ブガッティなどを傘下グループに抱えていたりと世界的な自動車メーカーというブランド力もあります。
それに伴い、品質へのこだわりなどから車体価格や部品代の値段自体も国産よりも高めに感じてしまうところはあるでしょう。
③基本的にハイオク指定の車種が多い
最近ではディーゼルや電気自動車も出てきていますが、やはりまだまだハイオク指定車のラインナップが多いVW。
しかし、月に満タン給油する回数が1〜2回の人は、そこまでガソリン代は気にならないかもしれません。
ハイオクとレギュラーの価格差は約10円です。
仮にゴルフ7だと満タン給油で50Lなので、レギュラー車と比べると1回の給油で約500円ガソリン代が高くなります。
車検時の税金が高いわけではない
輸入車だから何か別に税金が加算されたり、高くなるわけではありません。
毎年払う自動車税や車検の時に払う重量税や自賠責保険などは、国産車と全く変わりません。
フォルクスワーゲン車の自動車税と重量税
それでは、当店で取り扱っているフォルクスワーゲン 車の自動車税をご紹介します。
【自動車税】
毎年支払う自動車税は、その車の排気量で決まります。
up!の自動車税 29,500円 (660cc〜1,000cc)
その他自動車税 34,500円 (1,001cc〜1,500cc)
(ポロ、ゴルフ、ビートル、ゴルフヴァリアント、パサート、パサートヴァリアント、ゴルフトゥーラン、シャラン)
up!は排気量が999ccです。それ以外の車種も、当店で取り扱いのあるものでは1,400ccが一番大きな排気量です。
フォルクスワーゲン車はダウンサイジングが進んでいるので、自動車税だけ見ると安いと言えます。
※僕が以前乗っていたエルグランドは2,500ccでしたので、自動車税は毎年45,000円でした!高い!
【重量税】
次に、車検の際にかかる重量税です。エコカー減税が適用されると安くなります!
重量税も、輸入車なので特別高いというわけではありません。
アイドリングストップ機能が付いている車種はエコカー減税対象となります。
up!(0.9t) 15,000円(エコカー減税適用時 10,000円)
ポロ(1.16t) 24,600円(エコカー減税適用時 15,000円)
ゴルフ(1.24t) 24,600円(エコカー減税適用時 15,000円)
ザ・ビートル(1.25t)24,600円(エコカー減税適用時 15,000円)
ゴルフV(1.57t) 49,200円(エコカー減税適用時 15,000円)
パサート(1.51t) 49,200円(エコカー減税適用時 20,000円)
パサートV(1.61t) 49,200円(エコカー減税適用時 20,000円)
トゥーラン(1.56t) 49,200円(エコカー減税適用時 20,000円)
シャラン(1.82t) 49,200円(エコカー減税適用時 20,000円)
フォルクスワーゲン車の燃費
それではいよいよ、フォルクスワーゲン車の燃費についてです。
フォルクスワーゲンは、エンジンの排気量を下げる事で燃費の向上に成功しました。
その小さくなったエンジンにターボをつける事で、パワーも補うことができました。
このようにエンジンの「ダウンサイジング」を世界に広げたフォルクスワーゲン車は、比較的燃費は良い方ですが、今回はあえて厳し目に実燃費でまとめてみます。
up!(0.9t) 16km/L
ポロ(1.16t) 15km/L
ゴルフ(1.24t) 13km/L
ザ・ビートル(1.25t) 12km/L
ゴルフV(1.57t) 12km/L
パサート(1.51t) 10km/L
パサートV(1.61t) 10km/L
トゥーラン(1.56t) 10km/L
シャラン(1.82t) 9km/L
フォルクスワーゲン車の魅力
ここまで主に税金面での維持費をまとめてきました。最後に、維持費に関してフォルクスワーゲンの魅力をまとめてみました!
①ダウンサイジングのおかげで、自動車税は安め
ダウンサイジング技術が進んでいるフォルクスワーゲン車は、排気量が小さいので自動車税が安くなります。
あのLサイズミニバンのシャランでさえも排気量は1,400ccで自動車税が34,500円というので驚きです!
ちなみにターボでパワーを補っているので、1,200ccの排気量でも実際は1,800ccに相当するパワーが出せると言われています。
②部品代は輸入車の中ではお手頃な方
ベンツ・BMW・アウディの部品代は、国産車の約3倍と言われています!高いですよね…
しかし、フォルクスワーゲンの部品代は国産車の1.3倍と言われていますので、輸入車の中ではかなり安い方だと言えます。
③輸入車の中でもフォルクスワーゲンは故障が少ない
輸入車の中でも「ドイツ車」は作り込みの細かさから、故障は少ないと言われています。
僕もちょうど15年前に中古のBMWを購入し8年間乗りましたが、買ってすぐにエアコンの制御コンピューターが壊れただけで、それ以降は全く故障しませんでした。(修理費は15万円ほどしました)
もちろん個体差の当たり外れはあるでしょうが、フォルクスワーゲンも故障が少ないと言えます。
フォルクスワーゲン専門店で働いていますが、僕はフランスのプジョーやシトロエン、イタリアのアルファロメオやフィアットも好きですが、フランスやイタリア車はいまだに故障が多いようです。
当店でフランス車からVW車に乗り換えて頂いたお客様も「ドイツ車は立て付けがいいね、作りがしっかりしている」と言われたことがあり、改めてドイツ車への信頼度が上がりました。
まとめ
今回はフォルクスワーゲンの維持費についてご紹介致しましたが、いかがでしたか?
フォルクスワーゲンの維持費は、どうしても国産と比べると部品代等が高めになってしまいますが、輸入車の中では維持費は安いのです!
あとはなんと言っても、所有している喜び、運転の楽しさなどは国産車よりもフォルクスワーゲン車の方が満足度は高いと思います。
ちょっと買い物に行くときでも、人を迎えに行くときでも、普段何気ないシーンでフォルクスワーゲン車の走りを楽しめますよ!
前日までのご予約で試乗もできますので、今度のお休みは是非展示場まで足を運んでみませんか?
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
九州のフォルクスワーゲン専門店での在庫台数NO1!
==========================
〒811-1102
福岡県福岡市早良区東入部2-10-9
フォルクスワーゲン専門店ケリー
TEL 0120-946-880
営業時間 10:00~19:00 日曜祝日 10:00〜18:45
定休日 月曜日(祝日の場合は火曜日に振替)
営業:金丸