ザ・ビートルの修理

レギュレーターって何?悪くなるとどんな症状が出るの?
ザ・ビートルでは窓が動かなくなる・窓が落ちてしまったなどの症状が起こることがあります!
まず、なぜ動かなくなってしまうのか、窓が落ちてしまうのかをご説明させていただきます!
フォルクスワーゲン専門店ケリーで現在取り扱いしている車の中で唯一ザ・ビートルだけがサッシュレスドアになります。
サッシュレスドアとは?
普段は聞かない言葉だとは思いますがサッシュレスドアというものは窓枠がなくガラスが剥き出しになっているものをサッシュレスドアと言います!
ではなぜ、ビートルは窓落ちが発生してしまうのか?という原因ですが、購入されている方ならわかるかとは思いますが、ドアノブを少し引っ張るとガラスが少し下がっているのがわかると思います!そのガラスが下がるときに負荷がかかるためビートルでは窓が動かなくなったり、動かなくなったりして壊れやすくなってしまうことがあります!
その故障原因のほとんどは、レギュレーターという部品です!
ワイヤーが切れてしまってガラスが落ちてしまうということが起きてしまいます。
もし急に窓が動かなくなったなどありましたら、上記の動画の音のガラガラなどと言う音が聞こえてくると思います!
その場合は、まだワイヤーがどこかで繋がっている可能性がありますので、スイッチを触らないようにし、もし落ちてしまったときは、テープなどで固定・透明の袋で雨が入らないようにします!
レギュレーターの取り外し

今回は運転席のレギュレーターが壊れているので内張りを剥がします!
①取っ手のカバーを内張り剥がしを使って外します!
②剥がすと2箇所ネジが止まっているのでトルクスドライバーのT30を使ってネジを取ります!
③下側に10mmの六角があるので回して穴に合わせるとあとは内張を取るだけです!

←左の写真は全て取り終えている写真になります!
ガラスを取り外し、レギュレーターのモーターなど配線を全て外し終えたらレギュレーター本体を取り外します!
レギュレーターはナット4本で止まっているだけなので取り外しは難しくありません!

←左の画像が故障しているレギュレーターになります!
中央部のギアのところが絡まっていて完全に切れてしまっています!

←こちらが新品のレギュレーターになります!

そして新品のレギュレーターを取り付けてガラスも全てつけ終えると作業は終了になります!
ちなみにガラスは上部に黒い線が2箇所ありますので完全に閉まった状態で黒線が適正位置まで来るように調整しないといけません!
まとめ
レギュレータ―は経年劣化で壊れてしまう部品ですが、特にサッシュレスドアはフォルクスワーゲンの中でも珍しいものにはなりますので一度乗っていただきたいお車でもあります!
もし不安なことなどありましたらT–STYLEの整備工場までご連絡いただければご対応させていただきますのでご連絡お待ちしております!
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